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座右の銘にしている‘九分九厘をもって半ばとせよ’を痛感した昨夜だった。 大学時代の親友と甲子園に行った。 数年前に息子と二人で行って以来だから、ツタが無くなった甲子園の外観は少し違和感があった。 当日券で取った席は、レフト側外野席の最上段に近い。 球場全体がよく見えるが、トイレに立つにも、ず〜っと下まで降りるのでメッチャ時間がかかる。 周囲のファンは、みんな思い思いの選手の背番号入りのハッピにメガホンで熱烈な応援をしている。 その中でスーツ姿のオッサン二人が我々だ。 どうにもこうにも、ストレスが溜まる試合だった。 貧打にあえぐ阪神・横浜両チーム。 貧乳は大好きだが、野球は貧打戦ではオモロない。やはり打撃戦で点の取り合いがエキサイティングだ。 名前も知らん横浜の選手にパッコ〜ンとツーランホームランを打たれ2−0になった。 8回裏まで逆転を期待して応援したが、無得点に終わった時点で虎ファン全体に‘あ〜あ・・・’といったタメ息が出、球場のムードも敗戦カラーに包まれ、帰路に着くファンが目立ち始めた。 親友が言った。 「うーちゃん、ちょっと気分転換にタバコ吸うてくるわ」と。 私は、「あっ、そう。ほなここで待っとくわ」と答えたものの、残すは9回表裏だけ。しかもタバコ吸いにず〜っと下まで降りて、吸い終わったら又ず〜っと最上段まで上がってくるのも彼が大変だろうと思った。 「○○ちゃん(親友の名前)又戻ってくるの大変やろし、最後まで観たら甲子園駅メッチャ混むし、多分9回裏は三者凡退やろし、ここでもう帰ろか」と言ってしまった。 すると彼も、「そやな、そうしよか」と言ってしまった。 そんな事を言ってしまった二人は、三宮までの阪神電車内で、アニキ金本の劇的なサヨナラ安打があったとケータイ速報で知る事になった。 だから、言うてるやん〜、人生全て‘九分九厘をもって半ばとせよ’やっちゅ〜て。 ありがとうございます、感謝。何事も最後まで下駄を履くまで分からんものだとの教訓を学べた事。 ありがとうございます、感謝。ファンの心を掴んで離さない熱いゲームをする猛虎戦士たち。 ありがとうございます、感謝。お互いにオッサンになっても25年来付き合ってくれる大学時代の親友。 |
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