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まだまだクソ暑いので、エアコンはフル稼動だ。 自動運転にすると、吹き出し口が上下する。ゆっくり上に向かって動いたと思いきや、今度はゆっくり下がり始める。そして下がりきった所で又上がる。上がりきった所で又下がる。 これを何度も繰り返す。一日中、飽きもせず同じ動きを継続する。 この独特の動きは、感謝道の定義の一つである‘感謝思考’の象徴だと思えば、面白い考察が出来るのだ。 感謝思考の奥義は‘現状よりももっと最悪の事態を瞬時に仮設する’であり、これにより大難が小難に小難が無難に変換されていると実感できるというものだ。 この反転が、世に溢れる‘願望実現法’である。 願望を描けば描くほど、そうでない現状に不満を積み重ねる、そして結果的に願望がスルリと逃げていく危険性をはらむ。不満を抱えているままで願望は実現しない。感謝の心にこそ奇跡が宿るのだ。 エアコンの吹き出し口が上を向いているのは、願望を描いている心の象徴だ。 しかしこれでは現状に不満を積み重ねてしまうと潜在意識が警告を発した瞬間から、吹き出し口が下がり始め、これは最悪の事態を仮設する心の象徴だ。 そう考えると一日中私たちの心は乱高下するが、上下幅を大きくすることが人生を楽しむ知恵のように思えてきた。 身の回りのものは全てが学びと気付きの材料である。 もう少しの間、エアコンを使いたくなった。 ありがとうございます、感謝。現状に不満を抱きそうになる今を反省させてくれた‘下がっていく吹き出し口’。 ありがとうございます、感謝。自らの願望に対する執着心を反省させてくれた‘上がっていく吹き出し口’。 ありがとうございます、感謝。涼を与えてくれた上に、夏の終わりに気付きをプレゼントしてくれた‘上下運動を繰り返す吹き出し口’。 |
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