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頑丈な私の肉体に何が起こったのか、突然の発熱だった。 一日研修の午前中は、いつも通りの展開だった。 ただ、受講生の方々が‘今日は変に大人しいなぁ〜’と感じた。それが午後から起こる事象のシンクロニシティだったのかも知れない。 感謝道を実践していると、時として未来からのメッセージが事象を通して表れる。 天風師の言う「言葉無き天は事実を持って自覚を促す」の証明だ。 昼飯を喰ってからが変調の始まりだった。 クライアント様にご馳走になった昼食はすこぶる美味かったのだが、午後のプログラムが始まるのを境にして明らかに私の体調が狂い始めた。体の芯から悲鳴が聞こえてくるようだった。骨の奥から叫んでいるような嫌な予感だった。 突如、身体中に悪寒が走り、さらに自分でもハッキリ自覚できる高熱が噴き出したのだ。 私は平熱が36度くらいで若干低めなので、38度くらいでもうフラフラになる。 急に大人しくなった私に、受講生も何かを感じ取ったかも知れぬ。 潜在意識で直感したのは、何かのウィルスに感染したのだと思った。‘すわッ!インフルエンザか!?’何年ぶりやろ? 私の中のナチュラルキラー細胞と白血球が、全勢力あげて闘いを始めてくれたお陰で高熱が出る。 さらに一気に急上昇したせいで脳が混乱しておる。 何を喋っているのかも分からなくなってくる。 とにかく喉が渇く。 水をガンガン飲んで、受講生にうつすまいと休憩ごとにうがいを繰り返す。 そしてこの時、冷たい水道水で顔から額の辺りをバシャバシャ洗った。ムッチャ気持ち良かった。 このままだったら、熱で膨張して破裂するんちゃうかと思うような真っ赤な頬っぺたを冷水でガンガン冷やした。 なんとか乗り切った。研修終了の時間だ。 クライアント様との挨拶もそこそこに、エージェントとの次回の攻め所のミーティングもそこそこにホテルに雪崩れ込んだ。 実は研修終了後に別案件の研修打ち合わせが別エージェントとあったのだが、これも急遽変更してもらった。仕事仲間にも絶対にうつしてはいけない。 チェックインしたのが18時半頃だった。 ここからが私の肉体に起きた奇跡の始まりである。 まずは寝た。いや寝る事に対する欲望が異常なほど高まっていた。 いい女を見た時に感じる性欲の比ではない。生命維持に対する貪欲な欲求の前では、性欲など可愛いものだ。シュンとしておる。いやそんな事考える気力の欠片もない。 寝る前にこだわりのサプリメントをブチ込むのは忘れなかった。 ビタミン・ミネラル・アミノ酸をはじめ46種類の微量総合栄養素で構成された長年愛用のサプリだ。 後は私に出来る事は、いつも以上に集中力をもって実践する感謝道だ。 身体の中の全ての細胞に向けて「ありがとうございます、感謝」を唱え続けた。 100回くらいまでは覚えていたが、そのまま睡眠の世界に誘導されて行ったのだろう、気が付いた時は23時だった。都合4時間ほど熟睡した。 やけにスッキリした体の感覚を覚えたので、普通に湯船にお湯を張ってシャワーで身体を洗い流した。軽く食欲を覚えたので、チェックイン前に買っておいたコンビニのお握りを喰った。 熱は下がっている。 しかしまだ身体の節々がギシギシ唸るように痛い。さらに喉の痛みも残る。チェックインした当初のように鉄の熱い塊を飲み込んでいるかのごとく鋭い痛みは引いたが、まだ違和感はある。特に唾を飲み込んだ時にムッチャ痛い。 翌日も朝からウエスティンホテルでセミナーだ。一刻も早く寝よう。最悪の場合を想定して、セミナーに穴を開けてしまう事も一瞬だが脳裏をかすめた。 今度は睡眠に対する欲求は多少薄らいでいたので、感謝道の実践は3000回を越えた。 朝になった。 完璧に治っていた。 信じられなかった。 ウイルス感染して高熱を出して、半日で完治するなど常識では考えにくい。 しかも、薬も一切使わず注射もせず医者にも診てもらわずである。 しかし完治した。 朝の体調はいつも通りのほぼ完璧で、シャキッと背筋を張って仙骨をグイッと伸ばしてセミナー会場入りした。 医学の常識を遥かに超越した感謝道の凄まじさと、こだわりのサプリメントの究極パワーを痛感すると同時に、天風師の教えを思い出した。 「正しい事をしようとする人間に、正しからざる出来事の生ずるはずはないんだッ!!」 私の仕事が正しい方向に進んでいて、私を必要としてくれるクライアント様がいる限り、私は絶対に病に倒れないとの確信を得る事ができた。 ありがとうございます、感謝。私の中のナチュラルキラー細胞さんと白血球さん。(自然治癒力の底知れぬ力じゃ) ありがとうございます、感謝。私の中の自然治癒力を200%引き出す究極のサプリメント。(栄養素がサポートしてくれたお陰じゃ) ありがとうございます、感謝。改めて肉体の不思議について思い知らされた突然の発熱。(人間の潜在能力には科学や医学で証明できないものがまだまだ沢山あるのじゃ) |
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