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仏教では「戯論完封」(けろんかんぷう)という。 芭蕉は「物言えば唇寒し秋の風〜」といった。 かように言葉は、人に勇気と元気を与え人生の悟りに導く道具ともなり得るが、その半面で人を傷付け苦しませ、人生を迷わせる凶器と化す事もある。 私も43年間で沢山の‘言葉という凶器’で心をズタズタにされてきた。と言う事は私もどこかで人を傷付けてきたのだろう。 自分で気付かなくとも「自らが蒔いた種どおりの花が咲くのが宇宙真理」、「自分が外に向けた感情と言葉が自分に返ってくる」のだから。 悟りの道具ではなく、凶器になりそうな言葉が口をついて出てきそうになた時、最近の心掛けとして「飲み込むスキル」を模索中だった。 どうすれば‘飲み込む’というイメージが身に付くかなぁ、と思索しているとヒントが見つかった。 やはり感謝道を行なっていると‘必要な情報が必要なタイミングで入ってくる。必要な事しか起こらなくなる’ものだ。 ダイナミックアプネアだ。 潜水に入る直前の呼吸法は人によって様々らしい。 自分のタイミングで最高のリラックス状態を作り、酸素を身体中の細胞に浸み込ませてから静かに潜る。 その直前の所作で、まさに酸素を‘飲み込む’ように口を金魚のごとくプクプクプクと動かして潜る選手がいた。 これだッ!と思った。 つまり凶器となる悪口(あっく)が出そうになると、口をプクプクプクするのだ。 そして汚く心無い言葉は自らの内側に一旦封印し、後に呼気と一緒に吐き出す。 私にとって今のところ一番得心のいく「戯論完封法」である。 ありがとうございます、感謝。言葉で失敗しない呼吸スキルに取り組める日々。 ありがとうございます、感謝。イメージとして取り入れ易い金魚口呼吸法。 ありがとうございます、感謝。ベストなタイミングで私の目に飛び込んで来たテレビ画面。 |
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