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昨日は辛いものをたくさん見てしまった。 涙が出るほど辛かった。いや実際に涙が出た一日だった。 王監督の顔だ。 そして王監督の声だ。 そして興毅が打ち込まれた姿だ。 そして一番辛かったのが判定で勝った瞬間だ。 王監督の激ヤセぶりは、‘世界の王’が‘一人の老人’に見えてしまった。 正直、メディアにはまだ登場して欲しくなかった。‘手術成功!無事退院!’の吉報が聞けるだけでよかった。 王監督の声は、父が手術後に発した第一声と全く同じ音域だった。 体力の充実度は誰しも声に表れるものだ。 興毅があそこまで打ち込まれ、ましてやダウンした1Rは見てはいけないものを見てしまった気がした。 しかしよく頑張った。 しかし世界の壁は、やはり厚かった。 しかしまだ若い。世界挑戦はこれからもチャンスはある。 史郎さんのもと再修業して新たな挑戦だ。・・・・・と思いきや・・・・。 な、な、な、なんやてッ?! 「新チャンピョン〜〜、浪速乃闘犬〜〜、亀田〜、こぅ〜きぃ〜!!」とのリングアナの声を聞いた時、私は聞いてはいけないものを聞いてしまった気がした。 12R終了のゴングが鳴った時、静まり返った横浜アリーナの全員が興毅の負けを確信した。 史郎さんも大毅も和毅も含めて全員がだ。リングサイドに陣取った、そうそうたるゲストも日本中のテレビの前のファンも全員がだ。 いや、興毅本人もだろう。先のリングアナの声を聞いた時、一瞬ポカーンと驚いた興毅の表情が雄弁にそれを物語る。 辛い日になった。 有り難う御座居ます、感謝。判定には絶対に納得できないが、美しかった史郎さんの涙。 有り難う御座居ます、感謝。よくぞあそこまで偏った解説で楽しませてくれた3人の元世界チャンプ。 有り難う御座居ます、感謝。明日からの一週間は多くの人がコメント合戦を繰り広げるだろう判定を巡っての話題。 |
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