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10年ほど前に私が注目したプロボクサーがいた。 西島洋介山。 海外で孤独な連戦を重ねる日本人離れした体格、久々に重量級で世界を狙える逸材ではないかと期待した。 彼に私が惚れたのは、日本人の誇りを海外で失わず、‘大和魂’発露の象徴としてリングシューズを履かずに地下足袋でファイとしていた姿だ。 どう考えても不利だと思うが、当時の本人の弁は「これの方が素足に近い感覚ですし、意外に滑り止めがしっかりしているんです。」といったニュアンスだったのが今も私には印象深い。 フクスケあたりがスポンサーに付けば彼の海外での生活はもっと楽になっていただろうに・・・。(ファイトマネーだけでは充分な食い扶持は稼げていなかったと察する) その後、洋介山の活躍ぶりは、あまり報じられなくなっていたので私の記憶も薄れていたここ数年だ。 しかし、しかしである。 洋介山が不死鳥のように蘇ってきたッ!私の大好きな高田延彦が率いるPRIDEのリングで!2・26さいたまスーパーアリーナのPRIDE31がその記念すべき戦いの場となる。 リングネームは「陽海山」。 やはり自分の信じる道を突っ走るヤツには、いつの日か光が当たる。 洋介山のことだ、美濃輪育久なみにマニアックに自分の身体を苛め抜いて苛め抜いて、精神を追い込んで追い込んで、見惚れるような絞り込んだ身体をTVに披露するだろう。 まだ32歳。格闘家としては、まだまだ充分やれる。関節技の鬼・藤原義明が一番強かった頃はUWF崩壊後の新日本マットに前田たちと一緒にカムバックした37歳の頃だ。いけるぞッ!洋介山ッ! ありがとうございます、感謝。あの頃の‘ブン回し殺人パンチ’を見せてくれ、洋介山改め陽海山。 ありがとうございます、感謝。洋介山を呼び戻してくれた高田延彦。 ありがとうございます、感謝。できれば対戦して欲しいマーク・ハント。(壮絶なド突き合い必至) |
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