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シャネェ〜ル、エルメェ〜ス、ルイヴィトォ〜ン。 おもろいマジシャンがいるもんだ。ムッシュ・ピエール。 彼は凄腕中の凄腕だ。 見た目はオチャラケで実力は超一流。このスタイルが私はたまらなく好きなのだ。 昔の桜庭がそうだった。 PRIDEというガチンコの世界に身を置きながらもプロレスラーの矜持を忘れず、マスクを被って入場したり試合中もモンゴリアンチョップを駆使したり、それはそれは‘元プロレスファン’としては狂喜したものだ。 見た目が‘いかにも!’の人がその通りだと面白くない。 見た目と実力のギャップが大きいほど人にサプライズを与えるのだ。 私のかつての営業マンの先輩でこんな人がいた。 見た目は、いかにも素人っぽかった。しゃべくりも訥々と喋る人で、立て板に水を流すごとく話す百戦錬磨の営業マンの中では目立たない個性だった。しかし一旦商談に入るとその熱心さ、信念、お客様を思う誠意、全てがプロ中のプロで数字も常にトップにランキングしていた。 その先輩から私が学んだ事が、「見た目プロらしいプロより、見た目アマらしいプロはお客様との距離が近く取れる」と言う事だった。 確かに‘桜庭顔’の兄ちゃんとストリートファイトになったら‘ひょっとしたら勝てるかも?’と錯覚するし、ええ友達になれそうなムッシュ・ピエールの方が、いかにもプロらしい前田知洋(実際に凄いプロのマジシャンだが)より、私は近しい距離を感じる。 ありがとうございます、感謝。ムッシュ・ピエールのオチャラケ+凄腕。 ありがとうございます、感謝。一見素人に見えて実はプロの力を持った世々の人々。 ありがとうございます、感謝。外見と内面の矛盾という悪戯を人間に付与して下さった創造主。 |
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